ブログはじめました

ちりめんのお細工物を作りはじめて10年になりました。「ちりめん細工」を中心としたハンドメイドの活動を記録、紹介できたらと思い、このたびブログをはじめることにしました。
現在、ちりめん細工の講師をしています。
お教室は横浜、東京で3か所を担当しています。

和のものに関心があり、桃の節句の「つるし飾り」や、新年の干支「十二支のお細工物」を手づくりしたいと思ってくれた方がお教室を訪ねてくださり、現在、本講座総勢17名。長い方で8年目、月1回習いに来てくれています。

私は生まれが静岡県で、雛まつりの頃になると、つるし飾りをよく見かけて、いつか自分で作ってみたいと思っていました。
10代~20代の頃は、勉強やデザイン業を追いかけていたので、いつかいつかとハンドメイドをすることはありませんでしたが、「ものづくり」に対する情熱は一貫して持ち続けていました。
30歳の時、生活を変え、時間に余裕ができたので、本当に自分のやりたいことを追究する中ではじめたのは、音楽、英語そして、ものづくりでした。
音楽と英語はまた別のお話しとして、
ものづくりは、木、段ボール、紙、布、糸など、今必要なものをいろいろ自己流で作りました。中でも取り憑かれたように、木綿布を使ってミシンでひたすらコースターを作ったり、バックは使い手それぞれあるからオリジナルが一番とばかりに厚手の素敵な布を見つけてはいろいろな形のバック作りに熱中したり、徹夜してでも編み物に熱中したり…。
そんな中、日本人なのだから、日本らしいことを身につけたい!と思い、着物を着ることからはじめ、日本の風習や女性の手仕事に強く惹かれ、いろいろ調べていて、日本玩具博物館の「ちりめん細工」に出会いました。
装飾(美)だけではなく、手芸の技や知恵が盛り込まれながらも、用(またはある意味「要」かしら?)があり、女性または母の想いや願いが込められたものであり、日本の季節を大切にしたものであることに、とてもとても感動し、いまなお、飽きることなく、魅了され続けています。
以来、追い求めているのですが、
2年前、自身が大病した折に、助けてくれたのも、「ちりめん細工」でありました。

そんな私の、ハンドメイド生活を記していきたいと思います。

2017年1月吉日
ちりめんの巾着や小袋いろいろ

竹友の手仕事 taketomo works

手仕事を伝えていけたらと活動中。 和のクラフト『ちりめん細工』の講師をしています。

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